【新唐人2011年4月19日付ニュース】カナダ在住の陸さんは最近、中国領事館で旅券の有効期間延長を申し込んだものの、拒否されました。報道をご覧ください。
カナダに来て5年になる陸さんは、旅券の有効期間延長の手続きのため、バンクーバーの中国領事館を訪れました。
カナダ在住中国人 陸さん:「2月9日 申し込んだ時、3月9日に受け取るよう言われました」
3月9日、旅券を受け取りに来ましたが、もらえませんでした。
カナダ在住中国人 陸さん:「取りに行くと、まだなのでネットで調べるよう言われました」
しかし、ネット上で調べても結果はありません。再び領事館を訪れました。
カナダ在住中国人 陸さん:「私の旅券はないと言われました。担当者がいないので午後電話をくれると約束しました。ずっと待っていましたが電話は来ませんでした」
何度も交渉の末、やっと領事館側から返事が来ました。
カナダ在住中国人 陸さん:「職員は私に原因は自分で分かるだろう、これから来ないようにと言いました。つまりこれから抗議に来ないと旅券を延長してくれるとの事です」
実は、陸さんは中国領事館の前で、当局の迫害に抗議していたのです。カナダの弁護士は当局のやり方を非難します。
カナダの移民弁護士 科蘭德:「人には旅券を取得する権利があります。彼女は中国の国民なので中国政府は中国の法律に基づき、国民に対する義務を果たすべきです」
被害者には人権組織や各国の政府に自分の経歴を訴えるよう提案し、国際社会にも相応な措置を呼びかけます。
カナダの移民弁護士 科蘭德:「中国当局が政治的原因で旅券を発行しないのなら、相応する政治的代価を払うべきです」
新唐人テレビがお送りしました。
(中国語)